小樽管弦楽団 活動報告 (2021年〜)


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年月日・会場名 演奏会名 演奏曲目・活動内容など
2021.5.4
マリンホール
2021・春のミニコンサート
14:00開演

指揮:嶋田宏


  • 木管三重奏のための五つの小品(イベール)・・・Ob 赤羽文夫、Cl 松村幸子、Fg 高嶋孝寛
     
  • ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407(モーツァルト)・・・Hr 伊藤ひさこ、Vn 久保田睦、Vla1 島多理子、Vla2 吉岡華奈子、Vc 越智恵美子
  • 【弦楽合奏】  ディヴェルティメント ヘ長調 K.138(モーツァルト)
  • クラリネット小協奏曲 ハ短調 Op.26(ウェーバー)・・・Cl 河西真人
  • 【全体合奏】 交響曲第8番 ヘ長調 Op.93(ベートーヴェン) 
  • 優しいあの子(草野正宗)※アンコール
2021年の幕開けも新型コロナウィルスに振り回されています。第四波の前にミニコンサートはなんとか開催することができました。元団員 クラリネットの河西氏を迎えての小協奏曲では懐かしい音色に聴き惚れました。演奏者もマスクを着用し、受付でも手指消毒や検温など、独特の空気感での演奏会。そんなコロナ禍でも生演奏を楽しみに来て下さったお客様、ご協力下さったすべての方々に感謝いたします。ありがとうございました。
2021.10.24
マリンホール
小樽管弦楽団 第54回定期演奏会
14:00開演
指揮:嶋田 宏

Vcソロ:宇田梓

  • アメリカ組曲作品98より第1,3,5曲(ドヴォルザーク)
  • チェロ協奏曲第1番 イ短調作品33(サン=サーンス)
  • 交響曲第9番 ホ短調「新世界より」(ドヴォルザーク)
  • 「仮面舞踏会」よりワルツ(ハチャトゥリアン)※アンコール
今年もまだ新型コロナウィルス(COVID-19)が猛威を振るっていました。10月に入ってようやく緊急事態宣言も解除されましたが今夏はほとんど合奏練習ができずにいました。団員の、演奏したいという熱意と、様々な方面からのご協力を得て何とか開催にこぎつけられました。今年はサン=サーンスの没後100年というメモリアルイヤーですので、小樽市在住のチェリスト宇田梓氏をお迎えして、チェロ協奏曲を演奏いたしました。そしてメインはなんと当団では43年振りのドヴォルザーク「新世界より」です。毎年お客様からのリクエストも多い曲ですがなかなか演奏するチャンスがありませんでした。短期間の練習ならがも、熱気迸る?新世界を演奏できたと思います。ご来場いただきました多くのお客様、ありがとうございました。
2022.5.1
マリンホール
2022・春のミニコンサート
14:00開演

指揮:嶋田宏


  • チェロとコントラバスのDuo・・・Vc 小林亘、Cb 丹治カリーナ
     ・メヌエット(バッハのメヌエット)(クリスティアン・ペツォールト)
     ・デュオ(ジュール・マスネ)
     ・チェロとコントラバスのための二重奏曲より第2楽章(ロッシーニ)
     ・プレリュード(ショスタコーヴィッチ)
  • 木管五重奏曲(ダンツィ)・・・Fl 竹田篤史、Ob 赤羽文夫、Cl 松村幸子、Hr 伊藤ひさこ、Fg 高嶋孝寛
     
  • オーボエ、ヴァイオリン、ピアノのトリオ・・・Ob 大野浩子、Vn 牧野時夫、Pf 神原希未
     ・夜に駆ける(YOASOBI) ・上を向いて歩こう(坂本九)
     ・アルデバラン(AI)
  • バロック風日本の四季より「春」(早川昭正)
  • 歌劇「シンデレラ」序曲(ロッシーニ)
  • 交響曲第1番「古典」(プロコフィエフ) 
  • 春の声(J.シュトラウス二世)※アンコール
2022年は久しぶりに行動制限のないG.W.ということで小樽の街も少しずつ人が増え始めました。雪解けも一気に進み暖かくなりましたので春らしい選曲、飽きのこないような構成でミニコンサートを開催しました。近年、団員の演奏技術が向上しているのもこのようなアンサンブル演奏がお客様の前でできるからだと思います。年配の団員には指と目が回りそうなテンポの速いシンフォニーもありましたが、お客様には生演奏を喜んでいただけたようで、我々もとても楽しく演奏することができました。ご来場ありがとうございました。
2022.10.30
マリンホール
小樽管弦楽団 第55回定期演奏会
14:00開演
指揮:嶋田 宏

ソプラノ:浅原富希子
ギター:亀岡三典(エストレリータ)
ギター:角圭史(アランフェス協奏曲)

  • 喜歌劇「こうもり」より
      《序曲》・《侯爵様、あなたの様なお方は》(J.シュトラウスU)
  • 喜歌劇「ジュディッタ」より《唇に熱い口づけを》(レハール)
  • 小さな星〜エストレリータ〜(ポンセ)
  • アランフェス協奏曲(ロドリーゴ)
  • 交響曲第6番「田園」(ベートーヴェン)
  • イル・バーチョ(アルディーティ)※アンコール
定期演奏会も55回という記念開催となり、華やかにソプラノとギターとの共演となりました。コロナも少し落ち着き、行動制限もなくなったためか、会場はほぼ満席に近い状態になりました。演奏会では小樽市在住の浅原さんの素敵なソプラノの歌声にしばし魅了されました。また、お客様だけではなく我々楽団員も盛り上げて会場が一体となる雰囲気を作り上げてくださった素晴らしいエンターテイナーぶりも披露されました。ギターの亀岡氏とのデュエットとなったエストレリータはしっとりと、愛をささやくような雰囲気で、後ろで聴いていた我々も聴き惚れてしまいました。そして、当初アランフェス協奏曲も亀岡氏が演奏する予定でしたが、手の不調により先輩の角圭史氏が代役をかって出て下さり、前日当日の合わせだけで何とか本番を乗りきることができました。有名な第二楽章を弾き終えたときにはお客様からも自然と拍手が湧き上がっていた名演でした。アマチュアの楽団ではなかなか演奏する機会のない曲を共演できましたこと、ソリストの方々に感謝申し上げます。ご来場いただきました多くのお客様に楽しんでいただけた演奏会になりました。
2023.5.3
マリンホール
2023・春のミニコンサート
14:00開演

指揮:嶋田宏


  • ヴァイオリン、チェロとコントラバスのためのトリオ(ミスリヴェチェク)・・・Vn青山桂子、Vc 小林亘、Cb 丹治カリーナ
     
  • クラリネット五重奏五重奏より第一楽章(モーツァルト)・・・Cl 嶋田湧、Vn1 牧野時夫、Vn2 嶋田覚子、Va 城幹昌、Vc 嶋田宏
     
     
  • 木管五重奏曲・・・Fl 荻上真理子、Ob 赤羽文夫、Cl 松村幸子、Hr 伊藤ひさこ、Fg 高嶋孝寛
     ・春のメドレー
     ・サウンドオブミュージックより
  • 弦楽セレナーデより第一楽章(チャイコフスキー)
  • ヴァイオリンとオーケストラのためのロマンス(スヴェンセン)・・・Vn 牧野時夫
  • 交響曲第7番「未完成」(シューベルト) 
  • くるみ割り人形より行進曲(チャイコフスキー)※アンコール
様々な制限が解除され、自由に旅行も楽しめるようになり小樽にもたくさんの観光客が戻ってきました。我慢を強いられた分、チャレンジをしてみたいと思い独奏が未経験の団員にも頑張ってもらったコンサートでした。我々もドキドキはらはら?楽しく演奏することができました。多くのお客様にご来場いただきまして、ありがとうございました。
2023.10.29
マリンホール
小樽管弦楽団 第56回定期演奏会
14:00開演
指揮:嶋田 宏

ピアノソロ:島谷 一生



  • バレエ組曲「くるみ割り人形」Op.71aより (チャイコフスキー)
    ・小序曲 ・行進曲 ・アラビアの踊り
    ・中国の踊り ・葦笛の踊り ・ロシアの踊り
  • ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124/R.455(リスト)
  • 交響曲第1番ハ短調Op.68(ブラームス)
  • バレエ組曲「くるみ割り人形」より 花のワルツ
    (チャイコフスキー)※アンコール
久しぶりに若いピアニストとの共演です。小樽で育ち、現在大学に通っている若干二十歳の島谷さん。リストの有名な協奏曲を繊細なタッチとエネルギッシュな熱い演奏で満場のお客様を魅了しました。お客様の中にはピアノを勉強している子供たちも多く、キラキラした眼で鑑賞されていましたね。島谷さんとはアンコールでも共演させていただきました。他には12月に市民会館で演奏するバレエ組曲の中から抜粋で数曲と、交響曲はブラームスの第一番。ブラームスは団員からの希望も集まり29年ぶりに演奏することにしたのですが練習してもしても難しい曲で大変でした。ヒヤヒヤするところもありましたが、本番が一番良い出来だったのではないかと思います。
2023.11.3
マリンホール
第74回小樽市文化祭
  • ヴァイオリン、チェロとコントラバスのためのトリオ(ミスリヴェチェク)・・・Vn牧野時夫、Vc 小林亘、Cb 丹治カリーナ
     
  • 木管五重奏曲・・・Fl 竹田篤史、Ob 赤羽文夫、Cl 松村幸子、Hr 伊藤ひさこ、Fg 高嶋孝寛
     
     
  • 木管五重奏曲+ピアノ・・・Fl 荻上真理子、Ob 赤羽文夫、Cl 松村幸子、Hr 伊藤ひさこ、Fg 高嶋孝寛、Pf 牧野時夫
     ・ロミオとジュリエットより
     ・「くるみ割り人形」より花のワルツ
2023.12.24
小樽市民会館
小樽市民会館開館60周年記念
バレエ「くるみ割り人形」全幕公演

15:00開演
第一幕:直江博子創作バレエ研究所
第二幕:小林久枝バレエスタジオ
指揮:嶋田宏


小樽市民会館の開館60周年記念事業としてのバレエの全幕公演に管弦楽として参加いたしました。小樽市民で舞台を作り上げたいという思いから、演奏も、バレエも、そして合唱も小樽の団体で協力しての一大イベントです。当団でのバレエ演奏は43年前の市民劇場での「コッペリア」以来で、その当時参加していた団員も数名(笑)残っていますが、すべてが手探り状態で準備には一年を要しました。市民会館にはオケピットがありませんので、前の座席5列を撤去して作っていただきました。練習の都度外さなくてはならず準備も大掛かりです。本番2か月前から練習は本格化しましたが、何せ長い曲。そして難曲。弦楽器は楽譜が60頁以上あるのです。バレエ団との合わせ練習を行うたびに、果たして間に合うのか、うまくいくのか、と不安でいっぱいでした。
バレエ団のご尽力もあり、チケットはひと月前から完売。我々の緊張は増すばかり。先の見えない長いトンネルのようでしたが、本番まで必死で練習した団員、演奏を手伝ってくれた沢山の音楽仲間や応援してくれた家族友人のおかげで一丸となって乗り越えられました。感謝いたします。多くのお客様にも大変喜んでいただけて嬉しい限りです。団員の演奏技術にも磨きがかかる良い経験になりました。


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