小樽管弦楽団 活動報告 (2001年〜2005年)


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年月日・会場名 演奏会名 演奏曲目・活動内容・エピソードなど
2001.6.2
マリンホール
春のミニコンサート
14:30開演
  • 荒城の月(瀧廉太郎)、天空の城ラピュタ(久石譲)、だんご3兄弟、小諸馬子唄(編曲:飯田貞利)  指揮:飯田貞利
  • アンダンテ・カンタービレ(チャイコフスキー)、夢のあとに(フォーレ)、我が母の教えたまいし歌(ドヴォルザーク)、メヌエット(モーツァルト)、交響曲第5番よりアダージェット(マーラー)  指揮:嶋田宏
  • レゲンデ<伝説>(ヴァニアフスキー)、踊る人形(ポルディーニ、クライスラー編曲)・・・Vn 牧野時夫、Pf 板谷知子
  • 弦楽四重奏第1番Op.18より第二楽章(ベートーヴェン)・・・Vn 鳥越洋子・小野美子、Va 清水三佐子、Vc 工藤澄子
  • ピアノソナタ第8番「悲愴」より第二楽章(ベートーヴェン)
  • カンタータ207番「鳴り交わす弦の競いつつ合和する響きよ」より「リトルネロ」、「コーラス」(バッハ)
  • チェンバロ協奏曲第5番より第二楽章(バッハ)
  • イタリア協奏曲より最終楽章(バッハ)  
                        以上5曲 編曲指揮:竹田篤史
昨年暮れに発足したスバル会が主催したミニコンサートでした。
2001.11.18
小樽市民会館
第34回定期演奏会
15:00開演
  • 歌劇「アウリスのイフィゲニア」(グルック)  指揮:青木眞一郎
  • ファゴット協奏曲 ヘ長調Op.75(ウェーバー)・・・Fg 坂口聡  指揮:牧野時夫
  • 交響曲第101番 ニ長調「時計」(ハイドン)  指揮:嶋田宏
  • 交響曲第94番「驚愕」第二楽章(ハイドン)※アンコール
第11回定期演奏会に一緒に演奏していた、当時は高校生で現在は札幌交響楽団の坂口聡さんとのファゴット協奏曲は、故土谷先生が以前から熱望していた一曲で、本当に素晴らしい出来でした。また、歴史ある団なのにハイドンのシンフォニーに取り組んだのは今回が初めてで、とてもいい勉強になりました。
2002.6.30
マリンホール
スプリング・ミニ・コンサート
18:30開演
  • 「ホルベルグ」組曲Op.40(グリーグ)  指揮:嶋田宏
  • ブランデンブルグ協奏曲第4番(バッハ)・・・Vn 鳥越洋子、Fl 鈴木美代子・竹田篤史、Pf 川村紀子  指揮:嶋田宏
  • ピアノ三重奏第1番 ニ短調Op.49(メンデルスゾーン)・・・Pf 川村紀子、Vn 鳥越洋子、Vc 後藤利幸
  • カンツォネッタ<コンチェルトより第二楽章>(チャイコフスキー)・・・Vn 牧野時夫、Pf 川村紀子
  • チェロアンサンブル
    組曲ニ長調よりアダージョ(D.フンク)、セレナーデ(フランツ・ラッフナー)、「モルソー・ド・サロン」よりレリジョーソ(G.ゴルダーマン)、花の街(團伊玖磨)・・・
    1Vc 大田正文・工藤澄子・山川雅裕、2Vc 後藤利幸・清水三佐子・森里江子、3Vc 阿部俊彦・大田和子・嶋静枝・高津曠典、4Vc 飯田貞利・後藤裕美・橋本孝夫
  • シンフォニア(C.バッハ)  指揮:嶋田宏
スプリングコンサートにはちょっと遅い演奏会でしたが、今回もアンサンブルの種類が盛り沢山で、退屈のしない楽しい演奏会だったと思います。特にチェロアンサンブルは13人という、人数だけはどこかで聞いた事のある人数でしたがかなり壮大なもので(演奏者が勝手に思っています)めったに経験できない演奏だったお思います。札幌の五等夫妻、工藤さんにはお世話になりました。ホルベルグが1曲目というのも大変でしたが、指揮者の嶋田氏の教えどおり、始まる前の準備運動(全身の血の巡りを良くして素早い弓に対処できるよう)に、皆余念がありませんでした。
2003.2.9
小樽市民会館
第35回定期演奏会
第9回北海道農民管弦楽団
ジョイントコンサート
小樽市民第九合唱団【賛助】
15:00開演
  • 「トットモシリ狂詩曲(2002)」(牧野時夫)  指揮:牧野時夫
  • 交響曲第9番 ニ短調「合唱付」Op.125(ベートーヴェン)  
    指揮:橘直貴
    Sop.佐々木緑 Alt. 浅里いずみ Ten. 岡村俊二 Bar.清水那典
    合唱  小樽市民第九合奏団 
    合唱指導  中村隆夫  
    管弦楽指導  嶋田宏・牧野時夫
 
35年の結集でした。感動!の一言の演奏会です。橘先生、合唱の方々、農民オケの方々、団員の皆さんそれぞれの感謝あるのみでした。かつで経験したことのないような不思議な空気が舞台の上を流れ、これぞ至福の時でした。生涯忘れられないでしょう。
2003.10.26
マリンホール
第36回定期演奏会
14:30開演
指揮:嶋田宏
  • 組曲「水上の音楽」(ヘンデル)
  • ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調K.218(モーツァルト)・・・Vn 清水まゆみ
  • 交響曲第3番 変ホ長調Op.97「ライン」(シューマン)
  • エニグマ変奏曲より<ニムロット>(エルガー)※アンコール
2月に「第九」の大仕事を終え、10月の定期演奏会までテンションを上げていけるの心配でしたが、ヴァイオリンの清水まゆみさんが、それを可能にしてくださいました。それはそれは心が洗われる音色と表現で、我々団員はもちろん、聴衆の皆様もその素晴らしさを感じられたと思います。この小樽の地にこんなステキな方がいらっしゃるのです!
2004.5.15
マリンホール
春のミニコンサート
18:30開演
  • チェロアンサンブル・・・工藤・大田・森・飯田・山川・橋本・清水・宮崎
    ノクターン(メンデルスゾーン)、聖歌(グルツマッヒャー)、グラーベとメヌエット(スカルラッティ)
  • 木管五重奏・・・鈴木・岩淵・成田・秋本・安河内
    亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)、小組曲(ドビッシー)
  • オーボエとヴァイオリンのための二重協奏曲 ニ短調BWV1060a(バッハ)・・・Ob 石田浩子、Vn 鳥越洋子  指揮:嶋田宏
  • 牧野家によるヴァイオリン四重奏・・・牧野時夫・大志・愛花・智香
    4人のヴァイオリニストのためのコンポジション第1番(2002)、第2番(2003)よりNo.2-1、2-1、2-3、1-4
  • トロンボーンアンサンブル・・・藤島・北山・奈良・嶋田
    楽劇「タンホイザー」より「巡礼の合唱」(ワーグナー)
    古風な舞曲とアリア第3組曲より「イタリアーナ」(レスピーギ)
    「プリンク・プランク・プルンク」(アンダーソン)
  • ブランデンブルグ協奏曲第3番 ト長調BWV.1048(バッハ)  指揮:嶋田宏
春のミニコンサートもだんだんバラエティに富んだ楽しい演奏会という形が定着しつつあります。弦アンサンブルあり、管だけのアンサンブルありで聴いている方はとても楽しかったようです。今回は牧野ファミリーが超難しいお父様の作った曲を4人で演奏したのですが、それはそれは見事な演奏で、何人かは口をアングリ開いてしまいました。トロンボーンアンサンブルは、指揮者の嶋田氏が函館から仲間を連れてこられ、芸達者なところを披露してくださいました。オーボエの石田さんもこれからの小樽の音楽界を引っ張っていってくれることでしょう(この当時は高校3年生でした)
2004.4.25 西宮交響楽団との交流 西宮交響楽団(兵庫県)に12名で出向き、交響曲「イタリア」(メンデルスゾーン)を共に演奏してきました
2004.10.24
マリンホール
第37回定期演奏会
18:30開演
指揮:嶋田宏
  • 歌劇「魔笛」序曲(モーツァルト)
  • ピアノ協奏曲第23番 イ長調K.488(モーツァルト)・・・Pf 小崎ゆかり
  • 交響曲第4番 イ長調「イタリア」(メンデルスゾーン)
  • ハンガリー舞曲第6番(ブラームス)※アンコール
2004年は一年中「イタリア」漬けでした。4年に1度のジョイントを楽しもうという企画、さて、2008年は小樽開催の番ですが、どうなるでしょうか??
2005.4.29
マリンホール
2005.春のミニコンサート
14:30開演
  • クラリネット五重奏(モーツァルト)・・・河西・西川・鳥越・嶋田・大田
  • ヴァイオリン独奏・・・Vn 牧野時夫、Pf 板谷知子
    シンコペーション
    クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ
    愛の喜び(クライスラー)
  • 管楽セレナーデ ニ短調Op.44(ドボルザーク)  指揮:嶋田宏
  • チェロトリオ・・・佐藤浩士・門前深雪・工藤澄子
    ディヴェルティメント(ハイドン)
  • フルート・デュオwithピアノ・・・Fl 鈴木・竹田、Pf 松本佳子
    花のワルツ(エルネスト・ケーラー)
    アンダンテとロンド(フランツ・ドップラー)
  • 弦楽セレナーデ ハ長調Op.48(チャイコフスキー)  指揮:嶋田宏
今年のミニコンサートもなかなか充実した内容でした。ミニコンサートを始めた当初は観客ゼロでも、団内で楽しもうじゃないかという話だったのですが、今年あたりはお客様もだんだん楽しみにして来て下さる方もあったりで、おかしな演奏ができなくなってきました。演奏者も若者が増え、華やか?な舞台に加え、演奏も聴き応えのあるものが多かったと思います。
2005.10.30
マリンホール
第38回定期演奏会
14:30開演
指揮:嶋田宏
  • 歌劇「どろぼうかささぎ」序曲(ロッシーニ)
  • クラリネット協奏曲 イ長調K.622(モーツァルト)・・・Cl 神田将吾
  • 交響曲第2番 ニ長調Op.36(ベートーヴェン)
  • 序曲「ウィリアム・テル」(ロッシーニ)※アンコール
今回の演奏会は特別なコメントはないはずだったのですが、演奏の満足度が今までにないくらい高かったです。クラリネットは勿論素晴らしかったけれど、嶋田氏率いる我が団も本当に良い演奏ができました。ブラヴォー!!


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