小樽管弦楽団 活動報告 (2006年〜2010年)


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年月日・会場名 演奏会名 演奏曲目・活動内容など
2006.5.7
マリンホール
2006.春のミニコンサート
14:00開演


  • 弦楽アンサンブル・・・Vn1 橋本悠輝・北市不二佳・清水三佐子、Vn2 久保田睦・小泉雅広、Va 鳥越洋子・古谷洋子、Vc 工藤澄子・嶋静枝
    涙そうそう(BIGIN)、マドリガル(シモネッティ)、
    アヴェ・ヴェルム・コルプス(モーツァルト)
  • 管楽アンサンブル・・・Cl 河西真人・成田千夏、Fg 高嶋孝寛
    2本のクラリネットとファゴットのためのディベルティメント
    歌劇「フィガロの結婚」よりロンド「あなたを愛するものの望みに」
    アリエッタ「恋とはどんなものかしら」
    アリア「もう飛ぶまいぞ、この蝶ちょ」(モーツァルト)
  • コントラバストリオ・・・嶋田宏・板倉正和・吉本悠
    忠実なるドイツの心(オットー)、心から望むこと(マラン)、花(喜納昌吉)
  • 弦楽アンサンブル・・・Vn1 古谷甫・福田泰子、Vn2 嶋田覚子・廣田洋子、Va 嶋田宏・浦宏吉、Vc 阿部俊彦・工藤澄子
    合奏協奏曲 ト短調Op.6-8「クリスマスコンチェルト」(コレルリ)
  • 管楽アンサンブル・・・Fl 竹田篤史、Ob 石田浩子、Pf 堀切友美
    フルート・オーボエ・ピアノのためのトリオ(M.ドゥリング)
  • 交響曲第40番 ト短調K.550(モーツァルト)  指揮:嶋田宏
オーボエを吹いている石田浩子さんが、今回のミニコンサートを取り仕切ってくれました。色々勉強になったようですが、今後も当団を支えていってくれることでしょう。ちょっと学芸会的なミニコンサートも、なかなか内容は充実していましたし、モーツァルトの40番の出来は超満足でした!
2006.10.28
マリンホール
第39回定期演奏会
18:30開演
指揮:嶋田宏
  • 序曲「コリオラン」Op.62(ベートーヴェン)
  • ピアノ協奏曲第26番 ニ長調「戴冠式」K.537(モーツァルト)・・・Pf 佐藤亮子
  • 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」Op.55(ベートーヴェン)
  • パヴァーヌ(フォーレ)※アンコール
今回のベートーヴェンはかなりなものでした。しかし、ベートーヴェンの交響曲はなんて良い曲が多いのでしょうね。「英雄」は2回目の演奏でしたが、また何年かしたらやってみたい気もします。それにしても、嶋田氏の指揮はサイコーです!
2007.4.29
マリンホール
2007.春のミニコンサート
14:00開演



この難しい管のパートをこなせる団員が揃っているこの頃です。
  • トリオソナタ・・・Ob 石田浩子、Vn 西川翔、Vc 清水三佐子、Pf 古谷洋子
    ト短調 BWV1038(J.S.バッハ)
  • トロンボーンアンサンブル・・・川辺英之・田中清敬・奈良正浩・嶋田宏
    タイガー・ラグ(スバルバロ)、
    モッテット「ロクス・イステ」(ブルックナー)、
    プリンク・プランク・プルンク(アンダーソン)
  • 弦楽アンサンブル・・・Vn 嶋田覚子・井坂有美子・北市不二佳・久保田睦、Va 鳥越洋子、Vc 阿部俊彦、Cb 嶋田宏
    いつも何度でも「千と千尋の神隠し」より(木村弓)、
    海の見える街「魔女の宅急便より(久石譲)、
    世界の約束〜人生のメリーゴーランド「ハウルの動く城」より
  • 木管四重奏・・・Fl 竹田篤史、Ob 石田浩子、Cl 河西真人、Fg 高嶋孝寛
    操り人形の葬送行進曲(C.F.グノー)、
    木管四重奏曲(J.フランセ)
  • 弦楽合奏
    二つの悲しき旋律Op.34(グリーグ)  指揮:嶋田宏
  • 協奏交響曲 変ホ長調K.297b(モーツァルト)・・・Ob 石田浩子、Cl 河西真人、Fg 高嶋孝寛、Hr 屋根谷了司   指揮:嶋田宏
これ(写真右)が我が指揮者の本職なのです。こんなにいろいろな楽器をこなす人も珍しいのです。弦楽器はヴァイオリンからコントラバスまでひと通りこなし、他にもフルート、トランペット、トロンボーンなど木管・金管・打楽器にも精通しています。すごい指揮者です。


アマチュアのオーケストラの良いところは、老いも若きも一緒に楽しめるところです。年齢差が最大で干支が5回りくらい違うのです!
2007.10.21
マリンホール
第40回定期演奏会
14:00開演
指揮:嶋田宏
  • オーボエと小オーケストラのための協奏曲H353(マルティヌー)・・・Ob 岩崎弘昌(札響)
  • 交響曲第3番 ハ短調Op.78 オルガン付(サン=サーンス)・・・オルガン 関口百子
  • 「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲(マスカーニ)※アンコール
小樽室内管弦楽団としては、未来に向けて飛躍すべく、初めての近代曲のコンチェルトでした。岩崎先生のオーボエは、本物の音色を充分に聴かせてくださいました。サン=サーンスの3番は、40回の記念演奏になりました。大人数だったので、ステージからはピアノも半分しか見えず、オルガンに至っては、花道で弾いて頂くことになった演奏会です。
2008.4.29
マリンホール
2008.春のミニコンサート
14:00開演
  • オーボエ四重奏・・・Ob 石田浩子、Vn 牧野時夫、Va 嶋田宏、Vc 山川雅裕
    幻想四重奏曲Op.2(ブリテン)
  • 弦楽アンサンブル・・・Vn 長尾恵理子・本間創、Va 清水三佐子・福田淳、Vc 中島州一・中島香織
    弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調Op.18より第二・第四楽章(ブラームス)
  • 木管三重奏・木管四重奏・・・Ob 石田浩子、Fl 竹田篤史、Cl 河西真人、Fg 高嶋孝寛
    フルート、クラリネット、ファゴットのためのトリオ(ベートーヴェン)、
    おもちゃの交響曲(モーツァルト)
  • 弦楽アンサンブル・・・小泉・古谷甫・久保田・北市・嶋照雄・古谷洋子・嶋静枝・越智
    【日本の歌】さくら(日本民謡)、ゆりかご(草川信)、清水の観音様(わらべうた)
  • 木管五重奏・・・Ob 石田・Cl 河西・Fl 竹田・Fg 高嶋・Hr 屋根谷
    ルーマニア民族舞曲(バルトーク作曲・福島弘和編曲)、
    カルメン組曲より抜粋(ビゼー)
  • 弦楽合奏  指揮:嶋田宏
    シンプル・シンフォニーOp.4(ブリテン)
2008.11.2
小樽市民会館
第42回定期演奏会
西宮交響楽団ジョイントコンサートV
14:00開演

  • 小樽単独演奏  指揮:嶋田宏
    歌劇「フィガロの結婚」序曲K.492(モーツァルト)
  • 西宮単独演奏  指揮:鶴岡賢直
    歌劇「エフゲニー・オネーギン」より<ポロネーズ>Op.24(チャイコフスキー)
  • 合同演奏  指揮:橘直貴
    交響曲第1番 ニ長調「巨人」(マーラー)
  • 「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲(マスカーニ)※アンコール
3回目のジョイントは、またまた大成功で、かつ感動的でした。第一楽章のトランペット軍は、橘先生のご指導で、舞台の袖のさらに地下へと続く階段の所から吹き始め、ゆっくり歩きながらステージに登場するという、ステージ全体がまるで深い森の中を思わせるような演出でした。また、10年間当団で頑張ってくださった鳥越洋子さんが、西宮に戻られましたが、今後も末永いお付き合いをしましょうと、硬い握手で誓い合いました。
2009.4.29
マリンホール
2009.春のミニコンサート
14:00開演
  • 木管カルテット・・・Fl 竹田、Ob 石田、Cl 河西、Pf 尾崎友香
    デンマークとロシアの歌による奇想曲Op.79(サン=サーンス)
  • チェロカルテット・・・Vc 中島州一・中島香織・工藤澄子・山川雅裕
    歌劇「タンホイザー」より行進曲(W.ワーグナー)
    カノン(パッヘルベル)、アヴェ・ヴェルム・コルプス(モーツァルト)
  • ヴァイオリン独奏・・・Vn 牧野時夫、Pf 安河内真樹
    「ノクターン(夜想曲)」遺作 嬰ハ短調(ショパン)、
    プニャーニの様式による「序奏とアレグロ」(クライスラー)
  • 弦楽アンサンブル・・・Vn 牧野・小泉・寺山・古谷・北市・久保田・井坂・水谷・廣田、Va 福田・古谷、Vc 阿部・越智・嶋
    協奏曲Op.3「調和の霊感」よりNo.6第一楽章、No.10第一楽章
  • 弦楽トリオ・・・Vn 小野美子、Va 清水三佐子、Vc 工藤澄子
    弦楽三重奏のためのセレナードOp.8より第二・第三楽章(ベートーヴェン)
  • 木管五重奏・・・Ob 石田、Cl 三浦美央、Fl 竹田、Fg 高嶋、Hr 屋根谷
    組曲「水上の音楽」より抜粋(ヘンデル)
    Tアレグロ・Uエア・Vブーレ・Wホーンパイプ・Xアレグロマエストーソ
  • 管弦楽合奏  指揮:嶋田宏
    管弦楽のための2つの小品
    「春初めてのカッコウを聞いて」「河の上の夏の夜」(ディーリアス)
  • 手紙〜拝啓 十五のきみへ〜(アンジェラ・アキ)※アンコール
2009.8.23
小樽市民会館
第30回記念
ジュニア ピアノコンサート
        コンサート第2部 ☆オーケストラとの共演 ☆
  • 愛の夢(リスト)・・・Pf 田中優妃(中2)
  • ピアノ協奏曲 ニ長調第一楽章(ハイドン)・・・Pf 太斎彩(小6)
  • ピアノ協奏曲 イ長調第一楽章(モーツァルト)・・・Pf 上野稜真(小6)
  • 2台のピアノのための協奏曲第一楽章(モーツァルト)・・・Pf 越智延江・金澤知香(高1)
  • ピアノ協奏曲「戴冠式」第一楽章(モーツァルト)・・・Pf 桐越晶子(OG)
  • ピアノ協奏曲第2番第一楽章(ベートーヴェン)・・・Pf 橋本希(OG)
  • ピアノ協奏曲 嬰ハ短調第一楽章(プーランク)・・・Pf 原ミカ(OG)
小樽在住のピアノの先生達が、生徒達がこれから大きく羽ばたいていくための1ステップとして10年に一度だけオーケストラとの共演を経験してもらうコンサートです。皆上手で、とても練習をされたのだと思い、彼ら・彼女らの努力と、先生方のご指導の賜物だということが伺われるコンサートでした。次回は2019年の予定です。 
2009.10.25
小樽市民会館
第42回定期演奏会
14:00開演
  • 大学祝典序曲Op.80(ブラームス)
  • ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調(リスト)・・・Pf 上村梓
  • 交響曲第5番 ハ短調Op.67「運命」(ベートーヴェン)
  • 「ロザムンデ」間奏曲(シューベルト)※アンコール
ピアノの上村さんはまだ20代ですが、技量は勿論、曲の表現も大人で素晴らしいリストでした。リハーサルでは高音の弦を叩き切ってしまうほどエネルギッシュでもありました。
2010.5.2
マリンホール
2010.春のミニコンサート
14:00開演
  • 木管三重奏・・・Ob 石田、Cl 三浦、Fg 高嶋
    田園のコンセール(H.トマジ)
  • 木管四重奏〜おフランスざぁます〜・・・Fl 竹田、Ob 石田、Cl 三浦、Fg 高嶋
    アラベスクNO.1(ドビッシー)、グノシェンヌNO.5(E.サティ)、
    タンブーラン(J.P.ラモー)、ピカデリー(E.サティ)
  • 木管五重奏〜オペラの時間〜・・・Fl 竹田、Ob 石田、Cl 三浦、Fg 高嶋、Hr 屋根谷
    「ゴィエスカス」〜間奏曲(E.グラナドス)、
    「椿姫」〜乾杯の歌(G.ヴェルディ)、
    「ル・シッド」〜アラゴネーズ(J.マスネ)、
    「トゥーランドット」〜誰も寝てはならぬ(G.プッチーニ)
  • アンサンブル・・・Fl 瀧谷まゆみ、Vn 牧野時夫、Vc 山川雅裕、Pf 前貴典
    ノクターン(フランツ・ドップラー)、Best Friend(玉城千春)
  • 弦楽アンサンブル  指揮&Cb:嶋田宏
    アンダンテ・フェスティーボ(シベリウス)
  • 全体合奏  指揮&Cb:嶋田宏
    悲しきワルツOp.44(シベリウス)
  • オーボエ協奏曲 ハ長調K.314(モーツァルト)・・・Ob 石田浩子  指揮&Cb 嶋田宏
  • LOVE LOVE LOVE(ドリームズカムトゥルー)※アンコール
今回のミニコンサートは、学生生活最後の年でもありますオーボエの石田浩子さんが大活躍のコンサートでした。この日は彼女の誕生日でもあり、彼女には記念すべき日になったことでしょう。高校生の時から団に入っていますので、成長ぶりには目を細めたくなります。指揮の嶋田氏は、コントラバスの弾き振りという技を披露してくださいました。す・ご・い〜!
2010.10.23
マリンホール
第43回定期演奏会
18:30開演
  • 序曲「フィンガルの洞窟」Op.26(メンデルスゾーン)
  • ヴァイオリン協奏曲第1番Op.26(ブルッフ)・・・Vn 牧野時夫
  • 交響曲第7番 イ長調Op.92(ベートーヴェン)
  • チェコ組曲より「ポルカ」(ドヴォルザーク)※アンコール
昨年から大ヒット漫画(ドラマや映画にもなりました)「のだめカンタービレ」の影響でベートーヴェンの7番は日本中で大人気で、我が団も取り組んでみたのですが、指揮の嶋田氏は「絶対に遅いテンポにはしない!」という信念で練習の時から全くテンポを落とさなかったので、皆悲鳴を上げながら練習しました。結果、お客様からはプロのようなテンポで手に汗握る素晴らしい演奏だったと褒めていただき、私たちも手どころか背中まで汗まみれでしたが、とっても気持ちの良い7番を演奏することが出来ました。また、コンチェルトは当団の指導もしてくださっている農民オケ代表の牧野時夫氏に、熟練したブルッフを演奏していただきました。特に第二楽章は絶賛されました。
2010.11.28
西宮アミティホール
第九 in にしのみや
阪神・淡路大震災祈念コンサート
  • 交響曲第9番「合唱付」(ベートーヴェン)  指揮:藏野雅彦
    Sop. 中村朋子、Alt. 福永圭子、Ten. 畑儀文、Bar. 篠部信宏
    合唱・・・市民参加の第九を歌う会
西宮交響楽団との交流の年ではありませんが、震災から15年の祈念コンサートであることや、団長同士の交流も今年を逃すと難しくなるかも?ということもあり西宮へ4名(うち、演奏したのは3名)で行きました。第九は本当に素晴らしい感動の曲ですね。2年ぶりの交流でしたが何だかとても懐かしい面々に会ったような気がします。2012年のジョイントコンサートは、西宮では第99回目の演奏会となる予定だそうです。凄いですね〜。我々も細く長く続けたいです。


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