小樽管弦楽団　活動報告　（２０１１年～２０１５年）

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年月日・会場名	演奏会名	演奏曲目・活動内容など
2011.5.3 マリンホール	2011.春のミニコンサート 14：00開演	アンサンブル・・・Vn 牧野時夫、Hr 助乗慎一、Pf 澤田一枝ホルン三重奏曲　変ホ長調　Op.40より第一・第4楽章（ブラームス）オーボエ独奏・・・Ob 石田浩子 5つの小品（ドラティ）　Ⅰ：アリとキリギリス　Ⅱ：ラブレター　Ⅲ：3声のフーガ　Ⅳ：子守唄　Ⅴ：手品弦楽四重奏・・・V1 小野美子、V2 水谷侑子、Va 清水三佐子、Vc 工藤澄子弦楽四重奏　ハ長調K.157（モーツァルト）弦楽アンサンブル　　～人生行路～　　指揮：竹田篤史 Vn1 井坂有美子・北市不二佳・小泉雅広・寺山豊樹・樋原美樹子・古谷甫 Vn2 久保田睦・髙橋さおり・中岡亮子・廣田洋子・水谷侑子 Va 清水三佐子・長尾恵理子・古谷洋子・本間創 Vc 阿部俊彦・越智恵美子・川横由季子・橋本孝夫ドラえもんのうた（菊地俊輔）、いい日旅立ち（谷村新司）、歌劇「フィガロの結婚」より第1幕第9番“もう飛ぶまいぞ、この蝶々”（モーツァルト）、千の風になって（新井満）【全体合奏】交響曲第41番「ジュピター」　ハ長調K.551（モーツァルト）　　指揮：嶋田宏 Time To Say Goodbye（サルトーリ）※アンコール好天にも恵まれ、多くのお客様が足を運んでくださいました。全員で演奏した「ジュピター」は、1969年の第2回定期演奏会で演奏した曲です。その当時の団員が、今も何名も在籍しているというのは、本当に素晴らしい楽団です！今回の「ジュピター」はとても勢いのある楽しい演奏になりまして、お客様も喜んでくださいました。
2011.10.23 マリンホール	第44回定期演奏会 14：00開演指揮：嶋田　宏	アルルの女　第2組曲（ビゼー）ホルン協奏曲第1番　変ホ長調Op.11（リヒャルト・シュトラウス）・・・Hr　西條雅人交響曲第3番　ヘ長調Op.90（ブラームス）アンダンテ・カンタービレ（チャイコフスキー）※アンコール生憎の雨降りでしたが、とても多くのお客様がご来場くださりました。ホルンの協奏曲は、あまり演奏される機会がありません。お客様も初めて聴かれる方がほとんどだったのではないでしょうか。ホルンの西條さんは小樽桜陽高校で吹奏楽のご指導をされていらっしゃいます。生徒さんも卒業生もたくさん足を運んでくださり、演奏は言うまでも泣く素晴らしいものでした。アルルのフルート（竹田さん）は歴史に残る？名演でしたし、一番心配だったブラームスの第三楽章もひやひやしましたが、お客様には大好評でした。
2012.1		小樽管弦楽団と名称を変更
2012.5.3 マリンホール	2012.春のミニコンサート（改名記念） 14：00開演	ファゴット独奏・・・Fg 高嶋孝寛、Pf 古谷洋子「大きな古時計」による変奏曲（W.H.フート）フルート四重奏・・・Fl 渡辺悦子、Vn 嶋田覚子、Va 清水三佐子、Vc 山川雅裕フルート四重奏曲第1番　ニ長調K.285（モーツァルト）弦楽アンサンブル・・・Vn独奏牧野時夫合奏協奏曲『調和の霊感』Op3-12　ホ長調　独奏ヴァイオリンのための協奏曲（ヴィヴァルディ） 1stVn 井坂有美子・水谷侑子、2ndVn 久保田睦・北市不二佳、Va 清水三佐子・佐藤華奈子、Vc 越智恵美子、チェンバロ古谷洋子コンチェルト・・・Ob 石田浩子、Vn 長尾恵理子オーボエとヴァイオリンのための協奏曲（J.S.バッハ）【全体合奏】交響曲第1番　ハ長調Op.21（ベートーヴェン）　　指揮：嶋田宏桜の栞（ＡＫＢ48）※アンコール今回は「小樽室内管弦楽団」から「小樽管弦楽団」に改名した記念として、無料コンサートにしました。G.W.真っ只中、4連休の初日にも関わらず、多くのお客様がお越しくださいました。ここ数年は、春のミニコンサートは毎年来場者数が増えております。皆様に感謝です。ファゴットの独奏は、今まで聴いたことがなかったとお客様にも好評でした。フルート四重奏は、休団されているフルートの名手、浦団長にも聴いていただき、「45年前と比べると上手くなったもんだねぇ」とお褒めの言葉を頂きました（笑）
2012.5.6 西宮アミティホール	西宮交響楽団とのジョイント	4年に一度、オリンピックの年に交流している西宮交響楽団（兵庫県）に10名で出向き、ブラームスの交響曲第2番を共に演奏してきました。西宮はこれが第99回の定期演奏会でした。
2012.10.26		団長　浦宏吉氏死去
2012.10.28 マリンホール	第45回定期演奏会 14：00開演指揮：嶋田　宏	Ｇ線上のアリア（J.S.バッハ）※追悼曲歌劇「セビリアの理髪師」序曲（ロッシーニ）ピアノ協奏曲第3番　ハ短調Op.37（ベートーヴェン）・・・Pf　中川和子交響曲第8番　ハ長調D.944『ザ・グレート』（シューベルト）エニグマ変奏曲より「ニムロッド」（エルガー）※アンコール　　　　 1年ほど前から患っていた団長の浦さんが演奏会の2日前に逝去し、演奏会当日もお通夜と重なり、我々も大変動揺しましたがここを頑張らないと！と一致団結して臨んだ演奏会でした。ピアニストの中川先生のおかげでお客様も沢山入場されました。中川先生のベートーヴェンは汗がほとばしる迫力ある演奏で、ブラヴォーもかかりました。メインの『ザ・グレート』は作曲家の意思を尊重したいと全リピートありで演奏。弦はほとんど休む暇もなく弾きっぱなしですので、練習中に何度も酸欠や腱鞘炎になりそうになったほど。ご老体には無理～～っという声もありましたが、結果、やって大正解でした。こんなに心ひとつにして演奏できるとは！　お客様からもワクワクするような演奏でとても良かったという声を多くいただき、思いは伝わるものだと感動しました。2時間20分に及ぶ長い演奏会でした。お客様もお疲れ様でした！
2013.5.3 マリンホール	2013.春のミニコンサート 14：00開演	管楽アンサンブル　「目覚めよと呼ぶ声あり」よりコラールBWV645（J.S.バッハ） Fｌ竹田篤史、Ob 石田浩子、Cl 下河原幸子・二通信子、Hr 伊藤ひさこ、Fg 高嶋孝寛管楽アンサンブル　9つの管楽器のための小交響曲より第1、4楽章(C.グノー） Fl 竹田篤史、Ob 石田浩子・赤羽文夫、Cl 下河原幸子・二通信子、Hr 伊藤ひさこ・村山基、Fg 高嶋孝寛、Vc 嶋田宏ホルンアンサンブル・・・Hr独奏村山基・伊藤ひさこ六重奏曲　変ホ長調Op.81b 全3楽章（ベートーヴェン） 1stVn 井坂有美子、2ndVn 久保田睦、Va 佐藤華奈子、Vc 越智恵美子　オーボエアンサンブル・・・Ob 石田浩子、Vn 牧野時夫、Va 花本威士、Vc 嶋田宏オーボエ四重奏曲　ヘ長調K.370(368b)　全3楽章（モーツァルト）【全体合奏】交響曲第8番　ヘ長調Op.93（ベートーヴェン）　　指揮：嶋田宏花は咲く（東日本大震災復興祈念曲）※アンコールこの春はなかなか暖かくならず、5月になっても桜が咲かないどころか雪まで降っていました。そんな寒さの中にも関わらずたくさんのご来場を賜りました。ありがとうございます。管楽器の入団者も増えましたので、前半は新団員も含めたアンサンブルなど演奏しました。中でも、演奏の幅を拡げたオーボエ石田さんのモーツァルトはお客様からも沢山お褒めの言葉を頂きました。全体合奏は今回もベートーヴェン。今秋の第九を見据えて第8番を演奏しました。少しは巨匠の気持ちに近づけた・・・かな？大作の第九に向けてスタートラインに立ったところです。
2013.12.1 小樽市民会館	小樽市民会館開館50周年記念第46回定期演奏会 14：00開演指揮：嶋田　宏	序曲「エグモント」Op.84（ベートーヴェン）交響曲第九番　ニ短調「合唱付」Op.125（ベートーヴェン）　　小樽の合唱連盟で募集した180名の合唱団と、素晴らしいソリストの先生方、そして1000名を超える満員のお客様のおかげで大変素晴らしい第九演奏会になりました。我々も音楽仲間をかき集めて80名の楽団員として大舞台に臨みました。指揮の嶋田さんは、ベートーヴェンが書いた楽譜の指示通りのテンポ、リピートを遵守しますので練習は涙が出るほど大変でしたが、終わってみるともう第九が弾けないのかなぁと思うと寂しいやら…です。
2014.5.3 マリンホール	2014・春のミニコンサート 14：00開演	木管五重奏　セレナーデ第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」ト長調 K.525 全4楽章（モーツァルト） Fｌ小林絵里香、Ob赤羽文夫、Cl 下河原幸子、Hr 伊藤ひさこ、Fg 高嶋孝寛管楽アンサンブル　オーボエ、3本のホルン、ファゴットのための五重奏曲より第1、3楽章(ベートーヴェン） Ob 赤羽文夫、Hr 村山基・伊藤ひさこ・屋根谷了司、Fg 高嶋孝寛オーボエ四重奏　～ポップスの祭典～ Ob 石田浩子、Vn 嶋田覚子、Va清水三佐子、Vc＆Re嶋田宏・恋するフォーチュンクッキー（ＡＫＢ48）・北の国から～遥かなる大地より～（さだまさし）・乾杯（長渕剛）【弦楽合奏】　指揮：嶋田宏弦楽のためのセレナードホ短調作品20(エルガー)　全3楽章【全体合奏】　指揮：嶋田宏交響曲第38番ニ長調 K.504「プラハ」(モーツァルト)　全3楽章潮騒のメモリー（あまちゃんより）※アンコール桜の開花に合わせて開催されたような演奏会でした。木管五重奏用に団員の高嶋さんが編曲した「アイネ・クライネ」は弦楽器とは違って様々な工夫がみられた演奏でした。また、オーボエ四重奏では指揮を行う嶋田氏がチェロの他にリコーダーで見事な演奏を披露し、拍手喝采でした。モーツァルトの「プラハ」は二楽章のゆったりとしたアンダンテでお客様もそして演奏者も？眠くなってしまいそうでしたが、三楽章の景気の良いテンポで目も頭も冴えて軽快な演奏ができたようです。
2014.10.26 マリンホール	第47回定期演奏会 14：00開演指揮：嶋田　宏	交響詩「フィンランディア」Op.26（シベリウス）チェロ協奏曲　ホ短調Op.85（エルガー）・・・Vc　藤田淳子交響曲第1番　ト短調Op.13『冬の日の幻想』（チャイコフスキー）エニグマ変奏曲より「ニムロッド」（エルガー）※アンコール　　　　今回はフランスで研鑚を積んで帰国後札幌を中心に活躍されている、チェリストの藤田さんをお迎えしてのエルガーのコンチェルトを演奏しました。若い！美しい！そして演奏も素晴らしい！のでバックで演奏する我々も練習中からうっとりと聴き惚れてしまうような演奏でした。本番も言わずもがなでしたね。練習中も我々の拙い演奏に真摯に向き合って細かなご指導をしてくださいました。今後のご活躍を団員全員で願っております。そして後半はかねてから演奏したいと思っていましたチャイコフスキーの1番です。副題からしてもまさに小樽らしい寒さと情熱を感じられる曲で、ロシア民族的な個所もあり楽しく演奏できたのではないかと思います。今回は多くの団友も参加して下さったので、マリンホールのステージから溢れそうなほどの演奏者数でした。迫力ある演奏だったとのお声も頂きました。ありがとうございました。
2015.5.2 マリンホール	2015.春のミニコンサート 14：00開演	木管五重奏＜クラシック＞・・・ Fｌ五十嵐香織、Ob赤羽文夫、Cl 下河原幸子、Hr 伊藤ひさこ、Fg 高嶋孝寛ディベルティメント変ロ長調Hob.Ⅱ：46　全4楽章（F.J.ハイドン）木管五重奏＜ポピュラー＞・・・ Fｌ竹田篤史、Ob石田浩子、Cl 二通信子、Hr 伊藤ひさこ、Fg 高嶋孝寛・めぐり逢い（アンドレ・ギャニオン）・日曜はダメよ（マノス・ハジダキス）木管五重奏＜ポピュラー＞・・・ Fｌ竹田篤史、Ob石田浩子、Cl 下河原幸子、Hr 伊藤ひさこ、Fg 高嶋孝寛・エイプリル・フール（バート・バカラック）・水戸黄門のテーマ（木下忠司）弦楽合奏　指揮：嶋田宏ホルベルク組曲　作品40　全5曲（グリーグ）コンチェルト・・・Hr独奏：伊藤ひさこ　指揮：嶋田宏ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417　全3楽章（モーツァルト）管弦楽合奏　指揮：嶋田宏ヴァイオリンと小オーケストラのためのロマンス（ドヴォルザーク） Vn独奏：牧野時夫　　指揮：嶋田宏麦の唄（マッサンより）※アンコール演奏会の3週間前にホルン協奏曲のソリストだった団員の村山さんが体調を崩され入院してしまい、本番は同じく団員の伊藤さんが代わりに吹いてくださりました。身内の緊急事態に皆一時はどうなることかと大変心配したのですが伊藤さんは短期間で見事に仕上げて下さって演奏も素晴らしいものになりました（村山さんはG.W.明けに無事退院されました）。ロマンスは牧野さんのヴァイオリン独奏がお客様にもそして団員にも感動を与えるものになったのではと思います。今回のミニコンサートはトロンボーンなどの金管楽器や打楽器の入らない構成となり、昔の小樽室内管弦楽団を彷彿とさせるような演奏会になったのではと思います。また、お客様からご意見も頂戴しましたので曲の合間にオーボエ嬢による簡単な曲紹介やインタビューコーナーを試しに設けてみました。なかなか好評だったようです。新しい試みにもどんどん挑戦していきたいですね。
2015.10.18 マリンホール	第48回定期演奏会 14：00開演指揮：嶋田　宏	序曲「コリオラン」Op.62（ベートーヴェン）ピアノ協奏曲　第5番　変ホ長調Op.73（ベートーヴェン）・・・Pf　片山　柊交響曲第3番　イ短調「スコットランド」Op.56（メンデルスゾーン）ハンガリー舞曲第1番（ブラームス）※アンコール小樽出身で東京音楽大学に進学されたばかりの片山柊さんをソリストにお迎えして、ベートーヴェンの「皇帝」を演奏しました。きらきらとした音の粒、ハッとさせられるような繊細な響きにお客様もそして演奏している我々も惹き込まれました。特に2楽章は会場全体が耳を澄ましているように静まりかえり、感動モノでした！片山さんは将来有望ですからこれからも本州でご活躍されていくと思いますが、ぜひ北海道にも時々いらして素敵な演奏を聴かせてほしいものです。演奏会後半の「スコットランド」はとてもドラマチックな交響曲です。そしてとてもテンポも速いので練習が大変でした（毎年同じこと言ってますね）。4楽章全部を続けて演奏する形ですので息つく暇もありませんが、とっても楽しく演奏できました。そして今回の演奏会も春に引き続き、金管楽器がほとんど入らない編成で演奏しました。良くも悪くも、弦楽器の音がしっかり聴こえたのではないでしょうか。ほぼ満員のご来場、ありがとうございました。
2015.11.03 小樽市民会館	第66回小樽市文化祭文化祭りステージ『音楽のつどい』 11：00開演	小組曲（ドビュッシー）　Ⅰ 小舟にて　Ⅱ 行列　Ⅲ メヌエット　Ⅳ バレエペニーレーン、ミッシェル、エリナーリグビー（ビートルズ）（竹田篤史編曲）水戸黄門のテーマ（木下忠司）小樽管弦楽団としては久しぶりの文化祭への出演でした。今回は管楽器のメンバーに頑張っていただき、木管五重奏でクラシックからポピュラーまでいろいろ演奏しました。団員の竹田さん（フルート）は編曲もされますので、耳馴染みの曲が楽しめました。お客様には水戸黄門が一番ウケていましたね。次の機会には弦楽器からも参加させていただこうと思います。

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